【4DIN】2000万人超の電子カルテRWDでエビデンス創出を支援

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近年、製薬業界やアカデミアにおいてリアルワールドデータ(RWD)の重要性が急速に高まっている。しかし、臨床情報の不足や治験候補者の探索難など、データ利活用には多くの障壁が存在する。こうした課題に対し、全国30以上の大学病院等と連携し、2000万人以上が登録されている電子カルテデータベースを活用して製薬企業を支援するのが4DINだ。healthTECH JAPANでは、同社が誇る4DIN Research Networkを活用した開発戦略検討の事例や、医療機関におけるデータ分析機能の特徴などをブースとセミナーにて紹介する。

医療データを用いたエビデンス創出支援ソリューション「RWEジェネレーション」

4DINの強みの核は、臨床研究中核病院8施設を含む全国30以上の大学病院等と連携した2000万人以上のRWDである。

そのRWDには、DPCデータだけでなく、詳細な病名、薬剤、処置に加え、検査値や病状、転帰といったアウトカム評価に直結する詳細な電子カルテデータも含まれている。1980年代から蓄積された長期の治療経過を追跡できるため、希少疾患やがん領域における治療実態の把握や安全性プロファイルの確認にも適している。

この高品質な臨床情報データベースを活かし、医療機関との共同研究を通じて製薬企業向けにデータ整備から統計解析、論文化のドラフティング支援までを一気通貫で伴走するサービスが「RWEジェネレーション」だ。「研究に必要なアウトカムを含むデータベースが見つからない」、「最適なデータベースの選び方がわからない」、「KOLとの共同研究を進めるスキームが社内にない」といった、製薬企業でよくある課題を解決する。

大学病院由来電子カルテデータの統計情報閲覧サービス「Real World Insight™」

さらに4DINは、これまでRWDの活用が比較的遅れていたR&D部門の意思決定を高度化・迅速化する新システム「Real World Insight™」を本格始動させた。

従来の治験計画では、例えば施設選定は、現場の医師とのディスカッションといった定性的な判断に依存せざるを得なかった。結果として、「計画したものの適合患者が想定より大幅に少なく、治験が難航する」というミスマッチが業界の長年の懸念事項となっている。

Real World Insight™は、施設名が特定されない統計情報の形で電子カルテデータを可視化し、初期フェーズにおいて「治験の対象患者が日本全国で何人いるか」、「この基準で十分な患者数が集まるか」という問いに対し、迅速に定量的な裏付けを提供する。

最高戦略責任者(CSO)の後藤祐吾氏は、開発プロセスを定量化・データドリブン化することの意義について、「RWDを扱える環境が整ってきたことで、定性的な判断だけでなく定量的な数値も確認しながら、実臨床に即したデータを治験の中で取得できるようになります」と述べる。

後藤氏は、製薬企業での経験を踏まえ、「以前、私が製薬会社にいたとき、オンコロジー領域で外科の医師に治験をお願いしたところ、実際には多くの患者さんは内科を受診していたという経験をしました。当社では、全診療科をまたがってデータにアクセスできるのが強みです」と述べる。

また、4DINは単にデータの閲覧環境を提供するシステムプロバイダーに留まらず、製薬企業名を伏せた段階から医療機関との交渉や調整なども行う。製薬企業にとってキーパーソンとなる医師へのコンタクトはハードルが高く、これを初期段階で4DINが担ってくれるメリットは大きいだろう。

臨床情報分析支援プラットフォーム「SIMPRESEARCH®」

4DINの先進テクノロジーは、共同研究パートナーである大学病院等のアカデミアに対しても極めて高い価値を提供している。その核となるのが、クラウド型臨床情報分析支援プラットフォーム「SIMPRESEARCH®」である。

SIMPRESEARCH®は、院内データを集約することで横断的なデータ分析が可能になり、さまざまな形式のグラフを作成することで仮説を視覚的に検証できるのが特徴だ。データは匿名化されているため、個人を識別する情報に触れることなく分析でき、データベース研究を後押しするシステムである。医療施設で医学研究を加速させる、心強い味方になる。

例えば想定した条件で観察研究が実施可能かどうか、倫理審査委員会に申請する前にフィージビリティチェックが可能になる。通常は3週間ほどかかっていたリサーチが1時間程度に短縮できた事例もある。

healthTECH JAPAN当日はスポンサーセミナーを開催し、Real World Insight™を活用して臨床開発における仮説探索から意思決定までの新たなプロセスについて、製薬企業2社によるパイロット利用の実例とともに紹介する。RWD活用と治験効率化に関心のある関係者にとって見逃せない機会となるだろう。

【企業・団体名】4DIN
【URL】https://4din.com/
【展示会】healthTECH JAPAN
【小間番号】H-05
【スポンサーセミナー】10月7日(水)16:00 ~ 17:00 F204「医薬品開発にリアルワールドデータを活かす 大学病院RWDが変える開発戦略と製薬企業の実践例 -医療機関ネットワーク×電子カルテRWDによる新たな意思決定基盤-」

取材・文:GH株式会社 島田

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