小間番号: C-50
「産業デベロッパー」としてライフサイエンス新産業創造に挑む三井不動産。同社が一般社団法人LINK-Jと連携して展開する「三井リンクラボ」は、研究開発の「場」と「コミュニティ」から生じるイノベーションの加速を目指している。最初の三井リンクラボ設立から5年を迎え、ライフサイエンスクラスターの拡張とエコシステムのさらなる発展を推進する。
三井不動産の賃貸ラボ&オフィス「三井リンクラボ」は、三井不動産がライフサイエンス領域のイノベーション促進のために取り組む「場の整備」と、同社がアカデミアと産業界の有志とともに設立した一般社団法人LINK-Jが推進する「コミュニティの構築」の連携から誕生した。アカデミア、スタートアップ、ベンチャーキャピタル、大企業などがコラボレーションできる拠点として、都市部で展開されている。2020年に三井リンクラボ葛西が竣工して以来、110以上の企業・団体が入居している。
従来、日本の研究開発は、大手製薬企業に代表されるように自社で研究所を構えて行うクローズドイノベーションが主流だった。しかし近年、流動的な人材の関与や多様なパートナーとの連携を重視し、都心近接型かつ設備をフレキシブルに使えるオープンイノベーションへの転換が進みつつある。
三井リンクラボは、まさにこの潮流に応える場である。高額な分析機器がそろう共通機器室の整備や、初期内装費用を抑えられるプリセット区画の提供など、資金が限られるスタートアップの参入障壁を下げる工夫が随所に凝らされている。施設によっては、創薬や再生医療など本格的な研究が可能なBSL2に対応する。
また、入居者が抱える多様な課題に対して「研究・事業サポート」と「コミュニケーション・ネットワークサポート」の2つを軸に解決施策を提供する「オープンイノベーション支援プログラム」があり、ソフト・ハードの両面から入居企業を後押ししている。
2026年7月に竣工したのが「三井リンクラボ東陽町1」だ。工業専用地域に立地しており、消防法や建築基準法における危険物の取り扱いに関する敷居が低いのが、他のリンクラボと異なる点である。1階の階高は5.5メートル、荷重は2.2t/m2、電力は三相500VA/m2と、ハード面の強さも大きな特徴であることから、ライフサイエンス領域に限らず、半導体、エネルギー、食品、化学、宇宙など、多様な事業領域の研究開発ニーズにも対応する。実際、最近の問い合わせではAIも含め、ライフサイエンス以外の分野が増えているという。
また、2026年3月に神奈川県横浜市で開業した「BASEGATE横浜関内」タワー棟6階に「三井リンクラボ横浜関内」が設置された。三井リンクラボ横浜関内は、三井不動産、LINK-J、そして東京科学大学の武部貴則教授が代表理事を務める一般社団法人STELLAR SCIENCE FOUNDATIONの3者連携で開設された新産業創造拠点内にあり、国内外の研究者ネットワークを起点とする新たなネットワーク形成やアイデア創出を支援する。
新産業の創造には、国内に留まらず世界のエコシステムとつながることも不可欠である。LINK-Jは、かねてより海外の有名アカデミアやエコシステム組織と提携を深め、海外現地でのラウンドテーブル開催や作業スペースの提供、アライアンスイベントの実施などを通じて、日本のライフサイエンスを世界へ発信する架け橋となってきた。
2026年には、「三井リンクラボ新木場2」内に、ライフサイエンス・インキュベーション企業BioLabsのアジア初の直営拠点「BioLabs Tokyo」が開設された。国内外のスタートアップはBioLabs Tokyoに入居し、BioLabsのインキュベーションプログラムを活用できるようになった。最先端の研究環境とグローバルな支援体制が融合し、事業を次のステージに進めるための支援を受けることが可能だ。
BioJapanでは、三井リンクラボを始めとして三井不動産のライフサイエンス領域における取り組みを多く紹介する。スポンサーセミナーや出展者プレゼンテーションのほか、3日間展示ブースにて、三井リンクラボ、ライフサインスビル入居企業20社、CRO/CDMO8社(内テナント7社)がピッチも行われる。入居企業の生の声を聴く貴重な機会としていただきたい。
【企業・団体名】三井不動産株式会社
【URL】https://www.mitsui-linklab.jp/
【展示会】BioJapan
【小間番号】C-50
【展示会場内プレゼンテーション】10月7日(水) 11:30-12:00 Presentation Stage C「ライフサイエンスの共創が生まれる場所―三井リンクラボとBioLabs、テナント企業が描く未来」
【スポンサーセミナー】10月8日(木) 9:30 ~ 11:00 F203「日本発ライフサイエンス・イノベーションを世界へ― NCC-SAP × TMC J-ACTが拓く、米国市場への扉 ―」
10月9日(金) 10:00 ~ 11:00 F202「柏の葉 × 中之島 For the Patient -新しい治療を早く、安全に、有効に、患者に届けるために-」